著者:沼田 有香

夏休みですね。今年は暑いので、どこのプールも海水浴場も混み混みだそうです…なんてニュースを見て、カナヅチだった息子との訓練を思い出しました。『浮かべない、沈む、怖い』と言っていた息子が楽しく遊べるようになるまでに教えたことをちょーっとだけ書きますね。みんな同じではないから絶対うまくいくとは限りませんが、もしかしたらお子様の休み明けのプール授業が少し怖くなくなるかも??
 
 
泳げない子は泳ぐ以前に浮かび方からわからないですよね。仰向けで力を抜いたら浮かぶと言われても、沈む人はそれができません。怖くて顔を水面に出そうとするので、気づかないうちにバタバタしてお尻が下がってしまいます。(体が“く”の字になるという事です)…するとどんどん沈みます。
 
 

 
 
ここでお子様に教えてあげて欲しいのが、【人間真ん中が一番浮く】ということ。サスペンスとかで水面に浮いてる死体ってだいたい手足ブラーンと下げて背中~腰で浮いてますよね?…という訳で、ちょっと例えがアレでしたが、身体の真ん中(お腹らへん)を水面に出すつもりで腰を反り気味にすると、人間普通に浮くんです。

 

 

ここでもまだ沈むという人は、顏に水が来るのが怖くて顔を上げようとしている可能性大です。お腹出して大の字になってだらーんと力を抜くと、耳くらいまで水に浸かります。耳は浸かっても、ちゃんと浮く姿勢になっていれば鼻と口は水面に出ます。

 

だから息は出来る、大丈夫。と。

 

ここまで教えて『それでも沈んだら?!』と言ってきたので、沈んだら5秒以内に拾い上げてやると言って海にドボンさせた夏の日。

もう10年以上前のことです。子供ってなんで爆速で大きくなるんでしょうね?

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